1 研究主題
「自ら問いを立て、探究的に学びを深められる資質・能力の育成」
~選択と共有ができる授業実践~
2 研究課題等
(1) 本校の学校教育目標は「学び共感し鍛え10年後の社会を形成する生徒の育成」である。10年後の社会を形成する生徒に必要な「確かな学力」は、「自ら問いを立て、見通しをもって学習に取り組み、まとめ、振り返る」という「探究的な学び」によって体得できると考える。本校では研究主任を核とし、学力向上部会で検討し、全職員の共通了解のもと、本研究主題を設定した。
(2) 令和7年度埼玉県学力・学習状況調査の結果から、本校においては 全体的に学力向上に向けたさらなる取組が必要であることが分かった。そこで、学力向上に関する校内研修において本校の課題分析を行った。その結果、全職員の共通理解として、①「知識・技能」の着実な定着と②体得した知識・技能の「活用」の2点が課題であることを確認した。
「自律的な学習者」を育成するため、本校では授業力の向上と授業と連動した家庭学習指導により、学習内容の確実な定着を図っている。また、定着した知識・技能を活用する力を育てるため、探究的な学びを重視し、授業・家庭学習の双方で 「選択」と「共有」をキーワードとした学習活動を取り入れている。これにより、学び方を自ら選び、学びの成果を他者と共有しながら深めていく学習者の育成を目指している。
(3) 授業で「選択」と「共有」を位置づけた「学びのデザイン」によって、生徒が主体的に学びに向かうと考えられる。学習課題を自ら位置づけることによって、「自分事」として捉えることができるようになると考えられる。指導案においても授業における「選択」と「共有」の位置づけを明確にしている。各授業において「選択」と「共有」を位置づけることにより、探究的な学びを深められるよう、授業を実施している。また、本校の学力向上の取組については、以下のような3つの部会を設定し、全ての教職員が一体となり、取組を進めている。
① Human Science部
・生徒個々の資質・能力の自他の相互評価をAIが判断するAi Growの活用・分析。
・Hyper-QU結果分析による、生徒個々の教育相談と学力向上への活用。
② 授業研究部
・視点を明確にした「相互授業参観」の実施運営と、フィードバック会議の運営。
・各教科「単元の振り返りシート」を分析し、生徒ができるようになったことを見とる。
③ 探究学習部
・総合的な学習の時間「100年先も魅力的な美里町」をテーマとした探究学習の企画・運営。
・「自律的な学習者」の育成のための家庭学習の指導。
【組織構成について】 → R8学力向上構成 .pdf